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Excelでテーブル/フィルター使用時の挙動について

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確定申告、そして、決算と、Excelの季節がやってきました。

Excelでテーブル/フィルター使用時の挙動について、これまでダマシダマシやってきたのですが、ちょっと腰を入れて調べてみました。

注意すべきは、「選択範囲に同じ値をペースト」と「上のセルを複写」ができないという2点。

  • 連続したセルを選択してコピー

    見えているセルのみがペーストされる

  • 列を選択してコピー

    見えているセルのみがペーストされる

  • 入力後、フィルハンドルでドラッグ

    見えているセルのみに値が入力される

  • 範囲を選択して入力、command+return(Ctrl+Enterキー)を一括入力(選択範囲に同じ値をペースト)

    アラートが出て、実行できない

  • ひとつ上のセルを複写(control+D、Ctrl+D)

    連続していない場合にはできない

  • ひとつ上のセルの式を複写(Ctrl+Shift+7)

    調査中

  • 範囲を選択して削除

    見えていないセルの値は削除されない

可視セルの選択

サンプルのように数行であれば問題ないのですが、これが100行とかになると、[選択範囲に同じ値をペースト]を使えないのはイタイですね。

フィルハンドルでドラッグも、行数が多いと非効率です。そこで、次のような方法があります。

  1. ペーストしたい値をコピーしておく
  2. 可視セルを選択する
  3. ペースト

可視セルの選択方法(1)

可視セルの選択は次のように行います。

  1. ワークシート上でセルを選択
  2. [編集]メニューの[ジャンプ]をクリック
  3. [ジャンプ]ダイアログボックスで[セル選択]ボタンをクリック

  4. [選択オプション]ダイアログボックスで、「可視セル」を選択

可視セルの選択方法(2)

macOS版のExcelでは、command+shift+Zキーのキーボードショートカットが設定されています(変更可能)。


セミナー情報:182回 バンフーセミナー『InDesignの「段落スタイル」徹底攻略』(2017年1月26日開催)

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2017年1月26日(木)19:00-20:45、ベルサール神保町で182回 バンフーセミナーが開催されます。

『InDesignの「段落スタイル」徹底攻略』をテーマに、鷹野 雅弘(スイッチ)が出演します。参加費は無料ですが、事前登録が必要です。

InDesign の使いこなしのキモは、ずばり「段落スタイル」です。先頭文字スタイル、正規表現スタイル、次のスタイル、基準、行スタイル、箇条書き、オーバーライド、段落罫線など、段落スタイルを使う上でおさえておきたいテクニックをサンプルを通してご紹介します。

Adobe Creative Stationで連載「ベテランほど知らずに損してるIllustratorの新常識」がスタート

182回 バンフーセミナー『InDesignの「段落スタイル」徹底攻略』が終了しました

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2017年1月26日(木)19:00-20:45、ベルサール神保町で182回 バンフーセミナーが開催され、『InDesignの「段落スタイル」徹底攻略』をテーマに、鷹野 雅弘(スイッチ)が出演しました。

配付資料

ボックスモデル的な解釈

カテゴリーInDesignCSS
アキ段落前のアキmargin-top
段落後のアキmargin-bottom
インデント1行目のインデントtext-indent
左インデントpadding-left
右インデントpadding-right
罫線段落境界線(前)border-top
段落境界線(後)border-bottom
背景背景色bgcolor
カテゴリーCSSInDesign予備
margin top段落前のアキ(テキストフレーム設定のフレーム内マージン)
rightなし(テキストフレーム設定のフレーム内マージン)
bottom段落後のアキ(テキストフレーム設定のフレーム内マージン)
leftなし(テキストフレーム設定のフレーム内マージン)
paddingtopなし段落境界線(前)のオフセット、
段落の背景色のオフセット
rightpadding-right
bottomなし段落境界線(後)のオフセット、
段落の背景色のオフセット
leftpadding-left
bordertopborder-top
rightなし
bottomborder-bottom
leftなし
texttext-indent1行目のインデント

リンク

段落スタイルと文字スタイル

名称
  • ものかのさん「段落スタイル:総合文字スタイル、文字スタイル:部分文字スタイル」
  • kinさん「段落スタイルは総入れ歯、文字スタイルは上に被せる銀歯」
備考
  • 「右揃え」などの段落書式は設定できない
  • 文字スタイルは、空白にすることで設定をスルーできる

基本段落

オーバーライド

罫線(段落罫線、段落背景)

リスト

先頭文字スタイル

正規表現

行スタイル

InDesignの「行スタイル」の使いどころ(を見つけた) - DTP Transit

表スタイル

その他

WordファイルをInDesignに配置すると、太字や斜体などの情報が消えてしまうことへの対応方法

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WordファイルをInDesignに配置すると、太字や斜体、蛍光ペンなどの情報が消えてしまいます。保持するためには、面倒ですが、一手間かける必要があります。

結論からいうと、Word内で検索置換を使って、太字や斜体、蛍光ペンに対して、それぞれ文字スタイルを適用しておきます。

なお、RTFは、スタイル情報を持てないので対応していません。

手順

  1. Wordで[高度な検索と置換]ダイアログボックスを開く([検索する文字列]は空白にしておく)

  2. [検索オプション](ダイアログボックスの下部)を展開し、[書式]のポップアップメニューから[フォント]をクリックする

  3. [スタイル]の「斜体」をクリックする

  4. [置換]タブに切り替え、[置換後の文字列]内でクリックしてから、[検索オプション](ダイアログボックスの下部)を展開し、[書式]のポップアップメニューから[スタイル]をクリックする

  5. [置換後のスタイル]から「斜体」を選択する

  6. 置換する

結果

InDesignに読み込むと、[文字スタイル]として認識される。

まとめ

Word内で検索置換を使って、太字や斜体、蛍光ペンに対して、それぞれ文字スタイルを適用することで、InDesignに配置したときに文字スタイルとして認識されます。

フォント、タイポグラフィ関連、2017年1月のまとめ

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新フォント

書籍

ソフトウェア

  • タイププロジェクトからDrop&Type 2.0がリリース(プロポーショナル幅対応、280文字→3,000文字まで)

ピクトグラム

その他

Twitter、ツイート

Creative Cloud道場「第153回 道場破り!」に鷹野 雅弘(スイッチ)が出演しました

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2017年2月2日にライブ放映されたCreative Cloud道場「第153回 道場破り!」に鷹野 雅弘(スイッチ)が出演しました。

すでにアーカイブ映像が公開されています。

リンク集

ツイート

ツイートは下記にまとめました。

ツイートへの返答

グループの抜き

GPUプレビューのときのみギザギザ見えます。画面上だけのファンキー仕様です。

心配な場合には、[透明部分を分割・統合]ダイアログボックスで[アルファ透明部分を保持]オプションにチェックを付けて実行するとよいでしょう。

破線

s.h's pageさんのスクリプト破線調整(端は半分)でできそうなのですが、よくわかりませんでした。

ライブペイントを使った表組み

北村さんがツイートくださっているように、「突出線端」にされるとよいと思います。

『10倍ラクするIllustrator仕事術』(増強改訂版)を購入くださった方へ

ぜひ、お声がけください! スペシャル判子を持参していますので、おさせてください。

Amazonなどにレビューを投稿くださった方は、さらに教えてくださると、何かいいことがあるかもしれません。

全InDesignユーザー必見、CS3-CC 2014.2互換性に関するメモ

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ものかのさんが、ご自身のブログにてInDesignドキュメントを新しいバージョンで開くと文字化けしたり文字組みが変化したりする可能性があるを公開されています。

全InDesignユーザー必見です。というか、全ユーザー、プリントアウトして壁に貼りだしておくレベルだと思います。

InDesignドキュメント(.indd)を作成バージョンより新しいバージョンで開くと、文字化けしたり、文字組みが変化したりする可能性が大いにあります。これは、InDesignがバージョンアップ時に不具合を修正したり、仕様を変えたりするのが原因です。ほとんどがリリースノートにも書かれないため、一部の人たちだけが見つけて知っているような状況です。
こうした情報をまとめたものが見当たらなかったので、ここにまとめておくことにしました。漏れがありましたら教えてくださいな。


Illustratorでアクションを実行する1行スクリプトを用意して、キーボードショートカットの自由度を高める

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Illustratorのアクションを実行するキーボードショートカットには、commandキー、shiftキー、および、F1-F15しか使うことができません。

細かくいうと、次の組み合わせが可能です。

  • {F1-F15}のみ
  • command + {F1-F15}
  • shift + {F1-F15}
  • command + shift + {F1-F15}

しかしながら、メニューコマンドのキーボードショートカットで大半が使われていますし、OSのキーボードショートカットが最優先されるため、そのことも考えなければなりません。

さらに、現在、主流となっているMagic Keyboardには、F13-F15キーはありません。

つまり、空いているキーの組み合わせは、そう多くありません。

スクリプトからアクションを実行する

次のようにスクリプトを記述することで、スクリプトからアクションを実行することができます。

app.doScript("アクション名", "セット名");

スクリプトの知識がなくても、たった1行記述し、「.jsx」の拡張子を付けて保存するだけです。

  • スクリプトからアクションを実行できるのはIllustrator CS6
  • アクション名、セット名には、日本語を利用できる

SPAiやKeyboard Maestroを使って、スクリプトにキーボードショートカットを与えれば、optionキーやcontrolキー、そして、Fキー以外のキーを使えるため、自由度が上がります。

よく使う作業を洗い出して、アクションを設定する

下記は、私が登録しているもの(の一部)です。

分類アクション
塗り黒に
白に
拡大縮小200%に拡大
50%に縮小
90%に縮小
110%に拡大
変形時計回りに45度回転
時計回りに90度回転
リフレクト(垂直軸を基準に)
罫線オモテケイに
破線
矢印
シンボルシンボル作成
(ダイアログボックスをスキップ)
マスク不透明マスクを作成
グループの抜き

たとえば、拡大縮小は、次の手順で実行できますが、ワンストロークで実行できれば早いですし、Illustrator CC 2015.xでの「[拡大・縮小]ダイアログボックスを開いたときに、数値入力フィールドにフォーカスしない問題」も回避することができます。

  1. sキー([拡大・縮小ツール]に持ち替える)
  2. return(ダイアログボックスを開く)
  3. 数値入力(拡大率を入力)
  4. return(実行)

難点

複数のオブジェクトを選択しているときに、連続して実行しようとすると、一部のオブジェクトの選択が外れてしまうことがあります。

管理のために

私の場合、専用のExcelシートで管理し、時折、“棚卸し”をおこなっています。

ご参考

page2017「クリエイティブゾーン」セミナー

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2017年2月8-10日、サンシャインシティコンベンションセンターでpage2017が開催されます。

その会期中、会場内でクリエイティブゾーンセミナーが今回も開催予定。充実の18本が予定されます。セッション(セミナー)のラインアップや詳細はこちら(InDesignの勉強部屋)から。

DTP Transitの鷹野 雅弘(スイッチ)は、2月8日(水)12:55-13:45に『Illustrator CS/CC差分徹底検証』というセッションに出演します。

  • ひとつ前のセッション(11:50から)の『見ているのに見えていないデジタルの文字』(ものかのさん)は必聴
  • その後、Monotypeブースに移動すれば、小林 章さんの「たづがね角ゴシック」の制作の背景の話を聞けます(連日、14時台、15時台に話されるそうです)

予習

先週のCreative Cloud道場にて、こちらのセッションの先行披露という感じでライブ放映したものが公開されています。

雑誌『デザインの引き出し』が創刊10周年!特大付録付きの『デザインのひきだし30』が発売

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デザイン・印刷・紙・加工の実践情報誌『デザインのひきだし30』が発売されました。「デザインのひきだし」創刊10周年記念号とのことで、特殊印刷加工89の実物サンプルが特大付録として付いてくるそうです。

すでにAmazonでは2−4週間待ちとなっています。

関連イベント

次のイベントが開催されます。

page2017 クリエイティブゾーンセミナーでの『Illustrator CS/CC差分徹底検証』フォローアップ

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2017年2月8日(水)サンシャインシティコンベンションセンターで開催されているpage2017のメディアクリエイションゾーンセミナーにて、『Illustrator CS/CC差分徹底検証』を鷹野雅弘(スイッチ)が担当しました。

アンケート回答のお願い

ご参加いただいた方は、ぜひ、アンケートへの回答をお願いします(デモデータなどをお送りします)。アンケートの回答期限は、2月11日17時です(セミナーの感想などをフィードバックいただきたいので、アンケートにはセミナーに参加された方のみご回答ください)。

「これはいいな!ベスト10」

  • フォントまわりの進化
  • カスタムツールパネル
  • 文字タッチ
  • 手のひらツールへの切り替え(テキスト編集時)
  • 値の変更
  • [キーボードショートカット]編集ダイアログボックスでの検索
  • 選択しているオブジェクトを中心にズーム
  • パッケージ
  • ダイナミックシンボル
  • エリア内文字に切り替え/ポイント文字に切り替え

イケてないベスト5(ワースト5)

  • 強制改行でのジャスティフィケーションの変更
  • 異体字のインライン入力をオフにできない
  • アイコン類の統一感のなさ
  • テキスト切り替えUIのズレ
  • ローカライズ:「似たフィルター」

Illustratorでプレビュー(アートボードサイズ内のみ表示し、ガイドを非表示にする)

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InDesignには「プレビュー」という機能があり、キーボードショートカットひとつで「仕上がりサイズのみ表示しつつ、ガイドは非表示にする」ことができます。

裁ち落としまでオブジェクトを広げている場合、印象が異なりますので、仕上がりサイズのみの表示は必要です。

Illustratorでも同様のことを実現する方法について考えてみます。

手順

手作業では、次の手順で行います。

  1. アートボードサイズの長方形を作成
  2. [レイヤー]パネルの[クリッピングマスクを作成]ボタンをクリック(または、[レイヤー]パネルメニューの[クリッピングマスク]をクリック)
  3. 手順1の長方形でレイヤー全体がマスクされるので、念のためロック
  4. ガイドを非表示に(裁ち落としの赤いカラーも非表示に)

手順2から手順4まではアクションで設定可能ですが、「アートボードサイズの長方形を作成」だけは、Illustratorの基本機能では実現できません。

そこで、GOROLIB DESIGNさんのスクリプトを使います。

アクションとスクリプトの合わせ技(1)

「 app.doScript("レイヤーのクリッピングマスク","セット名"); 」のように、アクションを実行するスクリプトを用意します。

Keyboard Maestroのマクロに、2つのスクリプトが順番に実行されるように登録し、キーボードショートカットを設定します。

アクションとスクリプトの合わせ技(2)

GOROLIB DESIGNさんのスクリプトの最終行に、「 app.doScript("レイヤーのクリッピングマスク","セット名"); 」のように、アクションを実行するスクリプトを書き足します。

Keyboard Maestroだけでなく、SPAi(macOS)、Ai Script Assist(Windows)を使ってキーボードショートカットを設定します。

マスクの一時的解除

「<クリッピングパス>」という名称のレイヤーを非表示にすると、マスクの一時的解除された状態になります(レイヤーはロックされたまま)。

スクリプトの使い分け

三階ラボさんも、アートボードサイズの長方形を描くというスクリプトを提供されています。

こちらは、マージン設定(負の値も設定できる)が可能ですが、長方形がレイヤーの最下部にできてしまいます。

レイヤーのクリッピングマスクは、最前面のオブジェクトが対象になりますので、長方形を最前面に移動する手間が必要になってしまいます。

注意点

レイヤーのクリッピングマスクは、同一レイヤー内のみが対象です。複数レイヤーを使っている場合には、使えません。

まとめ

標準機能で欲しい。

Illustratorのファンキー仕様 2017

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改めて、Illustratorで困っていることなどをまとめてみました。

本当に深刻なもの

これを「仕様」と言われたら発狂する。

  • グローバルカラーを含むオブジェクトに対してライブカラーを実行すると、グローバルカラーのリンクが切れてしまう(グローバルカラーが更新されるべき)

Illustrator CC 2017で直ったもの

  • [拡大・縮小]ダイアログボックスを開いたときに、比率のテキストフィールドがフォーカスされない(CC 2015から発症していた)

  • [形状に変換(長方形)]を適用したとき、[アピアランス]パネル内で「Rectangle」のように表示されてしまう

ファンキー仕様

「バグ」とは言えないかもしれないけれど、現場感覚では困るものを「ファンキー仕様」と呼んでいます。

  • [ドロップシャドウ]ダイアログボックスなどで[プレビュー]オプションにチェックを付けても覚えない
  • 検索置換で「改行」を対象にできない
  • [オブジェクトを再配色]ダイアログボックス内のスポイトツールの形状(色を吸う意味はなく、リセットボタンなのに…)
  • テキストオブジェクト選択時の[ポイント文字に切り替え]などのアイコンの罫線のズレ
  • [文字]パネル内、[文字タッチ]ボタンがトグルになっていない(クリックしたら、オフにできない)
  • クリッピングマスクがかかっているオブジェクトに対して、[アセットの書き出し]に追加すると大きな余白が生じる
  • グループ化されたオブジェクトに[形状に変換]効果をかけた状態で[オブジェクト]メニューの[アートボード]→[選択オブジェクトに合わせる]を実行しても、グループオブジェクトに対しての[形状の変換]効果が無視される
  • 字形ミニパネル(インラインでの字形切り替え)を非表示にできない
  • グラフの中心にスナップしない
  • [アクション]パネルをボタンモードにしたとき、「command+shift+」の組み合わせが、「Ctrl+Shift+」で表示されてしまう

キーボードショートカット

次のコマンドなどに対してキーボードショートカットが必要ですが、設定できません。

  • 整列
  • アセット書き出しに追加
  • [透明]パネル内の[マスク作成]ボタン

    透明マスクの作成は、アクションに登録すれば可能

アクションに登録できないもの

当然、キーボードショートカットにも登録できない

  • [グラフィックスタイルを更新]([アピアランス]パネルメニュー)

ローカライズ(メニューなどでの日本語)

  • ライブカラー/オブジェクトを再配色(メニュー等では[オブジェクトを再配色]ですが、通称は「ライブカラー)
  • ライブシェイプ([シェイプを拡張]→[ライブシェイプを(従来のシェイプに)拡張]、[シェイプに変換]→[ライブシェイプに変換])(ライブシェイプの拡張(ON/OFF)
  • [透明]パネル内の[マスク作成]ボタンは、[透明]パネルメニューでは[不透明マスクを作成]
  • [効果]メニューの[パス]→[オブジェクトのアウトライン](→テキストのアウトライン)
  • [環境設定]ダイアログボックス、[ユーザーインターフェイス]カテゴリ内、[カンバスカラー](カンバスではなく、ペーストボード)
  • [環境設定]ダイアログボックス、[選択範囲・アンカー表示]カテゴリ内、[選択ツールおよびシェイプツールでアンカーポイントを表示]のシェイプツールって、シェイプ形成ツールのこと?Shaperツールのこと?(未だにわからない)
  • [オブジェクト]メニューの[パス]→[段組設定]は、[グリッド分割]がよいのでは?(英語版では「Split into Grid」)

改善されるとよいもの

  • [パスファインダー]パネルメニュー、[パスファインダーオプション]での[余分なポイントを削除]オプション(環境設定で設定できるとよい)
  • ドロップシャドウの[X軸オフセット]、[Y軸オフセット]の連動
  • 検索置換ダイアログボックスの非モーダル化(開いたままで作業したい)
  • コンテキストメニューでの字形表示がオフにできるとよい(文字タッチツールを設定時など)
  • 別名で保存/複製を保存でのPDF作成(書き出しに統一)(IllustratorドキュメントをPDF化する流れで、よくやってしまう失敗…

改悪されてしまって、戻るとよいもの

がんばって欲しいもの

合成フォント

  • 合成フォント作成時の簡易モード(和文系、欧文系)
  • 合成フォントの特例文字のUI
  • InDesignとの合成フォントの共有

CCライブラリ経由で、段落スタイル/文字スタイルを共有する場合、Photoshopに合成フォントがないのは困る。

整列

  • キーボードショートカットを適用できるように
  • 基準(選択範囲/キーオブジェクト/アートボード)の変更をラクに

デフォルトではできないけれど、実装は可能なので、組み込んで欲しいもの

  • オブジェクトを個別にロック解除する
  • 位置を変えずに行揃えを変更する
  • アートボード関連(新規アートボード挿入のキーボードショートカット、アートボードと同じ大きさの図形の作成)

ご参考

page2017レポート

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2017年2月8-10日、サンシャインシティコンベンションセンターでpage2017が開催されました。

展示会系のイベントは、かなり減ってしまいましたが、「pageだけは」と、同窓会的に地方からも参加される方が多いようです。

そんなpage、今年で30回目とのことです。ちなみに、数年前から、すべて小文字で「page」になっています。

残念ながら参加できなかった方のために、(主に3日目の)レポートをお送りします。

アドビによる移行バックアップ

サイトでの情報の見つけにくさには定評があるアドビですが、このような展示会でパンフレット的なものを配布することはなくなりましたが、PDFなどで価値ある資料を公開しています。

ご参考までに、こちらは大塚商会が提供している資料。要会員登録ですが有益なものです。

Illustratorの互換性問題

メディアクリエイションゾーンセミナーにて、岩本 崇さんの『CSユーザー必見! ここだけは押さえておきたいスムーズなデータ移行の準備』に参加しました。

ここだけは気を付けて!と次のように紹介されていました。

  • 「両端揃え」時のソフト改行(Shift+Enter)(CC以前のバージョンでは両端揃えになりません)
  • 異体字セレクタ(IVS)に対応(異体字セレクタの場合、以前のバージョンでは代表字で表示されます)
  • パス上テキストの間隔「自動」設定の追加(間隔=「0」にすることで下位互換も保持されます)

Illustratorは、CC以降、同じドキュメントバージョン(v.17)を利用していますが、CCとCC 2014以降で互換性の部分で注意が必要です。

『もう逃げられない!安全なPDF/X-4 & APPE運用のススメ』(松久 剛さん)

「文字にツノが出る問題」は、ウィンドウの表示拡大率によっても見え方が違う、など、改めて発見がありました。

株式会社SCREENグラフィックアンドプレシジョンソリューションズのサイトにて、EQUIOS / Trueflow 出力の手引きは、ダウンロード可能です。

たづがね角ゴシック

Monotypeのブースで小林 章さんが「たづがね角ゴシック」について話されるというので参加してきました。

  • Frutigerは、元々5ウエイト
  • 「55」が太いため、本文用の「Book」などを補充し、10ウエイトのNeue Frutigerを開発した
  • 「たづがね角ゴシック」は、Neue Frutigerに合う日本語書体というコンセプト
  • 3人で3年

サイン用の書体として定評があるFrutigerの理由として、屋外など、条件が悪いケース、正面以外でも見られるようなことを想定しているというのが印象に残りました。

たづがね角ゴシックのリリース記念SALEは、3月9日までとのことです。

『イラスト制作のためのIllustrator ベクターでもっと自由に描いてみよう』(hamkoさん)

クリエイティブゾーンセミナーのオオトリ、hamkoさんの『イラスト制作のためのIllustrator ベクターでもっと自由に描いてみよう』のセッションが、むちゃくちゃよかったのです。

私自身、イラストを描くことはありませんが、すぐにでも試してみたくなるアイデアがたくさん。とても楽しく、そして、有意義な内容でした。

後日、スライドを公開されるかも、とのことでしたので乞うご期待(もちろん、デモ部分を見たいところですが)。


Adobe Creative Stationの連載「ベテランほど知らずに損してるIllustratorの新常識」にて、ライブカラー編を公開

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Adobe Creative Stationで鷹野 雅弘(スイッチ)が連載している「ベテランほど知らずに損してるIllustratorの新常識」にて、ライブカラー編「すべてカラーリングは、ライブカラーにおまかせ」が公開されました。

記事の補足です。

  • 選択しているオブジェクトとカラー設定の箇所
  • スウォッチ x ライブカラー
  • ライブカラーの呼び出し
  • ホワイト/ブラックの保持
  • 減色でデュオトーンっぽく
  • DTP Transitでの過去記事

選択しているオブジェクトとカラー設定の箇所

「「すべてカラーリングは、ライブカラーで」と結論付けましたが、改めて表にしてみました。

パネルコントロール
パネル
アピアランスライブカラー
テキスト
パス
([ダイレクト選択ツール]で
選択時)
設定の異なる
複数のオブジェクトを選択時
グループ
クリッピングマスク適用時
不透明マスク適用時

スウォッチ x ライブカラー

「グローバルスウォッチが適用されているアートワークにライブカラーを適用すると、グローバルスウォッチとのリンクが切れてしまう」ことが難点。容赦なくリンクを切るのでなく、「グローバルスウォッチを上書きしますか?」と聞いて欲しい。

「変更したいグローバルスウォッチを、事前にカラーグループとして作っておく」という回避策がありますが、面倒です。

パターンスウォッチ

パターンスウォッチの場合、新しいスウォッチを作成し、そのスウォッチにリンクされます。

名称元のスウォッチ挙動(リンク)
(普通の)スウォッチ(無関係)
グローバルそのままリンクが切れ、グローバルでなくなる
特色そのままリンクが切れ、グローバルでなくなる
パターンそのまま新規にスウォッチを作って、そのスウォッチにリンク

ライブカラーの呼び出し

[カラーガイド]パネルから呼び出す方法については、記事内で言及していません。

  • コントロールパネルのアイコン(選択しているオブジェクトによって表示されないことがある)
  • キーボードショートカット(デフォルトでは設定されていない)
  • [スウォッチ]パネルのカラーグループのフォルダーアイコンをダブルクリック
  • [カラーガイド]パネルのライブカラーアイコンをクリック

ホワイト/ブラックの保持

[オブジェクト再配色]ダイアログボックスから[配色オプション]ダイアログボックスを開かなくても、現在のカラーの矢印部分をクリックすれば、[保持]がオフになります。

矢印の右側にカラーアイコンが表示されないときには、「嘘スポイトツール」をクリックすると表示されます。

減色でデュオトーンっぽく

ホワイトを保持しつつ、カラーを「1」に減色することで、デュオトーンっぽくすることができます。

オーバープリント

DTP Transitでの過去記事

DTP Transit以外

細かすぎて伝わらないIllustratorの小技(10)矢印の方向の反転

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矢印の方向の逆転、どのように行いますか?

3つの方法があります。

  • [線]パネルで[矢印の始点と終点を入れ替え]ボタンをクリック

  • [ペンツール]で矢印の先端をクリック(お尻ではダメみたいです)

  • [オブジェクト]メニューの[パス]→[パスの方向転換]

このコマンドは、Illustrator CC 2017から。キーボードショートカットも設定できます。

細かすぎて伝わらないIllustratorの小技(10)矢印の方向の反転

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矢印の方向の逆転、どのように行いますか?

3つの方法があります。

  • [線]パネルで[矢印の始点と終点を入れ替え]ボタンをクリック

  • [ペンツール]で矢印の先端をクリック(お尻ではダメみたいです)

  • [オブジェクト]メニューの[パス]→[パスの方向転換]

このコマンドは、Illustrator CC 2017から。キーボードショートカットも設定できます。

ご参考:

第184回バンフーセミナー「Illustrator徹底攻略(シンボル、ライブカラー編)」が3月24日に開催されます

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2017年3月23日(木)、ベルサール神保町で第184回バンフーセミナーが開催されます。

今回のテーマは、「Illustrator徹底攻略(シンボル、ライブカラー編)」、鷹野 雅弘(スイッチ)が出演します。

シンボルはIllustrator 10、ライブカラーはIllustrator CS3から搭載されています。どちらも使い込んでいる人が少ないようですが、Illustratorの制作において不可欠なものです。今回は、2つのテーマについて、使いどころやメリット、現場での使いこなしなど、じっくり掘り下げます。

Adobe Creative Stationで連載中の記事のライブ版的な位置づけです。

CC 2017でのIllustratorとInDesignの[配置]ダイアログボックスでの改悪が悲しすぎる(Macのみ)

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Illustrator CC 2017、InDesign CC 2017から、[配置]ダイアログボックスのオプションがデフォルトで非表示になりました。

百歩譲って、デフォルトが非表示でもいいのですが、一度表示しても、次に開いたとき、また、非表示になってしまうので、毎回開く必要があります。

そんなに領域を取っているわけでないのですし、そもそも非表示にする必要すらないのです。というわけで、これは、どう考えて「改悪」といえます。

**戻して欲しいです。**

macOSのみとのことです。OSに依存するとの情報をいただきましたが、同じOS(OS X El Capitan‎)上でも、Illustrator CC 2015.3では[オプション]が表示されたままです。

さらに重箱の隅

選択対

Illustratorの[配置]ダイアログボックスでの[選択対]…?? [選択対象]ですよね。

[選択対]は、Illustrator CC 2015.3から。Illustrator CC 2015までは[選択対象:]です。

トグルのUI

  • [オプション]ボタンはトグルなので、[オプション △]、[オプション ▽]のように、現在の状況を示すアイコンなどを付加すべきです。

追記(2017年3月16日):

Yusuke S.さん(@Uske_S)から「InDesignなら、スクリプト使ってみて!」と、ツイートいただきました。

ありがとうございます!

こちらのスレッドも必読です。

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