InDesignでオブジェクトなどを使い回すには、ライブラリ、スニペット、コンテンツ収集/配置などがありますが、これについて整理してみました。
機能名 | 拡張子 | 搭載されたバージョン | 参照 |
---|---|---|---|
ライブラリ | .indl | InDesign 1.0 | パネルとして利用 |
スニペット | .idms | InDesign CS5 | Finderにファイルとして管理 |
コンテンツ収集/配置 | - | InDesign CS6 | コンテンツコンベア内で管理 |
InDesignでオブジェクトなどを使い回すには、ライブラリ、スニペット、コンテンツ収集/配置などがありますが、これについて整理してみました。
機能名 | 拡張子 | 搭載されたバージョン | 参照 |
---|---|---|---|
ライブラリ | .indl | InDesign 1.0 | パネルとして利用 |
スニペット | .idms | InDesign CS5 | Finderにファイルとして管理 |
コンテンツ収集/配置 | - | InDesign CS6 | コンテンツコンベア内で管理 |
かねてから「InDesignにアクションがあればな〜」と夢想しているわけですが、今後も実装されそうにありません。そして、もうひとつ、「オブジェクトスタイルに、フレームの幅や高さを指定できたらな〜」と思っていたのですが、これらの解決のヒントになるのが「変形シーケンス」です。
その結果、フレームBがフレームAと同じ大きさになります。
[オブジェクト]メニューの[変形の再実行]→[変形を再実行]だと、最後に行った操作(Hだけなど)しか、再現されません。
コマンド名 | 対象 | 操作 | キーボードショートカット |
---|---|---|---|
変形を再実行 | 選択しているオブジェクト | 1操作 | なし |
変形を個別に再実行 | 個別 | 1操作 | なし |
変形シーケンスを再実行 | 選択しているオブジェクト | 複数の操作 | command+option+4 |
変形シーケンスを個別に再実行 | 個別 | 複数の操作 | なし |
シーケンスがどこまで記録するかについては、ヘルプにて、次のように記述されています。
InDesign では、別のオブジェクトを選択するか、別の処理を実行するまで、変形がすべて記録されています。
ご参考:
「変形を再実行」は、InDesign CS2からの機能で、キーボードショートカットが異なっていたみたいですね([変形を再実行]にキーボードショートカットがアサインされていた)。
アクションのようにシーケンスの内容確認も、それを記録して残すこともできないので使い捨てのアクションのような位置づけです。
「使い捨てのアクション」は言い得て妙ですね。
InDesignの「変形」は、Illustratorの「変形」と異なる点が多いため、改めてまとめてみました。
回転やシアー(傾斜)などの変形を行った際、InDesignは[変形]パネルメニューの[変形を消去]をクリックして、リセットすることができます。
[拡大・縮小]ダイアログボックスの[線幅と効果も拡大・縮小]オプションにチェックを付けると、線幅も同時に拡大縮小されます。
デフォルトでは、[線幅と効果も拡大・縮小]オプションは、オフになっています。
[一般]環境設定の[オブジェクト編集]で、[拡大/縮小率を調整]オプションを選択すると、線幅は変化しません。[内容に適用]オプションを選択すると、線幅も変化します。
デフォルトは、[内容に適用]オプションがチェックされています。
上記をまとめると次のようになります。
線幅(固定) | 線幅(変更) | ||
Illustrator | [拡大・縮小]ダイアログボックスの[線幅と効果も拡大・縮小]オプション | チェックをオフ | チェックをオン |
InDesign | [一般]環境設定の[オブジェクト編集] | [拡大/縮小率を調整]オプションを選択 | [内容に適用]オプションを選択 |
[一般]環境設定の[オブジェクト編集]で[内容に適用]オプションを選択しているとき、[変形]パネルメニューの[拡大/縮小時に線幅を調整]オプションをオフにすることができます。この場合、フレームの拡大縮小時に、線幅は変化しません。
[拡大/縮小率を調整]オプションを選択しているときには、このオプションは、グレーアウトして選択できなくなります。
Illustratorで、エリア内文字が設定されているオブジェクトを拡大縮小してみましょう。
このサンプルのように、50%に縮小すると、文字サイズも半分の6ptになります。
次のサンプルで考えてみましょう。
[一般]環境設定の[オブジェクト編集]で[内容に適用]オプションを選択してから、フレームを縮小(拡大)すると、Illustratorのように文字サイズも変化します。
[拡大/縮小率を調整]オプションを選択すると、見た目上の文字サイズは変化しますが、[文字]パネルの値は、「40Q」のまままです。
InDesignでの拡大・縮小時の線幅と文字サイズについてまとめると、次のようになります。
[一般]環境設定の[オブジェクト編集] | ||
---|---|---|
[内容に適用] | [拡大/縮小率を調整] | |
線幅 | 線幅も変化する | 線幅は変わらない |
文字サイズ | 文字サイズが変化し、[文字]パネル内の文字サイズの値も変化する | 文字サイズは変化するが、[文字]パネル内の文字サイズの値は変化しない |
うーん、ややこしい... ヘルプには、次のように書かれていますが、ややこしいですね。
InDesign では、サイズ変更と拡大 / 縮小は別個の操作です。サイズ変更は単にオブジェクトの幅と高さの値を変更するだけのものです。拡大 / 縮小には、フレームの元の比率(100 %)に関連するパーセント値の使用が含まれます。
サイズ変更と拡大 / 縮小の違いは、すぐには見分けがつかない場合があります。
2012年は193エントリーを上げることができました。よく読まれた記事を集計しましたので、ご紹介します。
Illustratorの環境設定で設定する「プレビュー境界」オプションとアートボードの[選択オブジェクトに合わせる]の関係がトリッキーなので、まとめてみました。
Illustratorの環境設定で設定する「プレビュー境界」オプションは、アートボードの[選択オブジェクトに合わせる](または[オブジェクト全体に合わせる])には影響がありません。「プレビュー境界」オプションがオンでもオフでも、オンのような挙動をします。
たとえば、次のような状況で、[オブジェクト]メニューの[アートボード]→[選択オブジェクトに合わせる]を実行すると...
次のようになります。
次のように2つのオブジェクトがグループ化された状態で[オブジェクト]メニューの[アートボード]→[選択オブジェクトに合わせる]を実行すると...
特に問題はなく、予想通り、アートボードはぴったり縮小されます。
次のようにグループ化されたオブジェクトに[形状に変換]効果をかけた状態で[オブジェクト]メニューの[アートボード]→[選択オブジェクトに合わせる]を実行すると...
アートボードは、グループ化されたオブジェクトの領域まででフィットします(期待するのは、オレンジの領域でフィットすること)。環境設定の「プレビュー境界」オプションをオン/オフしても結果は同様です。
数字キーと修飾キーの組み合わせで、InDesignのキーボードショートカットを順番に整理してみました。
command+ | command+shift+ | command+option+ | command+option+shift+ | |
---|---|---|---|---|
1 | 100% 表示 | - | 構造: 構造を表示 | シアンプレート を表示 |
2 | 200% サイズ | - | 現在のビューと 前のビューを切り替える | マゼンタプレート を表示 |
3 | 隠す | - | スプレッド上のすべてを表示 | イエロープレート を表示 |
選択: 行 | 選択: 列 | |||
4 | 400% サイズ | - | 再変形: 変形シーケンスを再実行 | ブラックプレート を表示 |
5 | 50% サイズ | - | ズーム % ボックスに アクセス | 1番目の特色プレート を表示 |
6 | コントロールパネルで キーボードフォーカスを切り替え | - | コントロール | 2番目の特色プレート を表示 |
7 | 索引: 新規... | - | コントロールパネル内での 文字と段落モード切り替え | 3番目の特色プレート を表示 |
8 | パス: 複合パスを作成 | - | - | パス: 複合パスを解除 |
9 | 挿入: 行... | 表示画質: 一般表示 | 挿入: 列... | 表示画質: 高品質表示 |
0 | ページ全体 | - | スプレッド全体 | ペーストボード全体 |
IllustratorやInDesignの[キーボードショートカット]ダイアログボックスには、[テキスト書き出し](Illustrator)、[セットを表示](InDesign CC)、[セット表示](InDesign CS6)というボタンが用意されています。
これをクリックして、キーボードショートカット一覧をテキストファイルで表示することができますので、お探しの機能名を入れて検索するとスピーディに探すことができます。
Illustrator CC/CS6の[キーボードショートカット]ダイアログボックスには、検索窓があり、ここに文字列や数字を入力して機能名や設定されているキーボードショートカットを探すことができます。
見つからないときには、「ツール」、「メニューコマンド」を切り替えてみてください。
ご参考:
Illustratorでは、[移動]ダイアログボックス(や[拡大・縮小]ダイアログボックス)でoption+returnキーを押すと、[コピー]ボタンを押したことになります。
一方、InDesignでは、option+returnキーを押しても[コピー]ボタンを押したことにはならず、入力フィールドが空白になります。
いろいろ試したところ、[プレビュー]にチェックを付けた状態でshift+returnキーを押すと、入力フィールドから移動せずに、入力した値が適用されます。
このような挙動は統一して欲しいものです。
グラフィック社から今月(2013年12月)に発売されたばかりの『ぼくのつくった書体の話 活字と写植、そして小塚書体のデザイン』がムチャクチャおもしろいです。
毎日新聞書体、新ゴ、小塚明朝、小塚ゴシックのタイプデザインディレクターが語る、文字づくりのすべて
と帯に要約されているように「新ゴ」や「小塚ゴシック/小塚明朝」などの裏話、思想などを知ることができます。
次のようなデザイン指示がありました。
作り方を見てみると、数字部分は別途テキストフレームで作成されていました。
これはこれでよいのですが、テキスト原稿にも「Step 1」、「Step 2」のような文字列があるため、別のテキストフレームとして扱わない方が面倒が減ります。
「3」の部分に、下線を設定します。
これを文字スタイルに登録します(登録後、一旦、「なし」に)。
文字スタイルの適用の手間を省くために、先頭文字スタイルを使って、自動的に適用されるように設定します。原稿では、Stepの後のスペースを「タブ」に変更します。
これでよさそうな気がしますが、下線は横方向には伸びないので、数字の左右がうまくありません(前後に極細スペースなどを入れ、下線を設定した文字スタイルを3文字分適用する方法も検討しつつ...)。
[幅]を「テキスト」に設定し、段落境界線を設定します。
[左インデント](左側の余白部分=「Step」)、[右インデント](「3」の右側の余白)を設定します。
タブストップを打って、数字の位置(というか、数字の左の余白)を調整します。
完成。
次のようなデザイン指示があり、分解してみると、たくさんのオブジェクトで構成されていました。
次の観点から、これを修正します。
赤い枠のテキストフレームを作成し、テキストを入力します。
そのフレームの[角オプション]ダイアログボックス([オブジェクト]メニューの[角オプション]をクリック)で[すべての設定を同一にする]をオフにして、左上のみ、“面取り”設定を行います。
このテキストフレームにドロップシャドウを適用します。
赤丸に、回り込みの設定を行います。
[テキストフレーム設定]ダイアログボックスの[自動サイズ調整]オプションで「幅のみ」を設定し、アンカーを「左」に固定します。
これで完成したのがこちらです。
文字を変更すれば、自動的に収縮するのでナイス!! と思ったのですが、このオブジェクトをコピー&ペーストすると、3回に2回、InDesignがフリーズします。
自動サイズ調整が重いのかな、とはずそうとも思ったのですが、これをはずして手動でテキストフレームの大きさを変更するのは、すごくすごく面倒です。
角の設定を行っているテキストフレームは、[フレーム内マージン]の値が一律になってしまいます。
そこで、テキストフレームではなく、中の文字列に段落スタイルを設定し、左インデントを設定し、赤い「黒丸数字」を避けるように設定しました。
こちらでは、今のところ、フリーズは起こっていません。
矢印の線端の形状についてですが、ワークフローを重視し、InDesignのデフォルトを使うことで同意を得ました。
やっぱりフリーズ多発して使えない... 自動サイズ調整はあきらめました。
配置した画像にフチを付けたり、ドロップシャドウを設定するのに、アピアランス(グラフィック)を使う方法について考えてみました。
画像がリンクでも埋め込みでも、配置画像を選択し、[ドロップシャドウ]効果を設定すれば問題なくかかります。
画像を選択後、新規線を追加し、線幅を設定してみてもウンともスンとも...
塗りに[パスのオフセット]効果を設定しても、やはり無視されます。
ちなみに、塗りにドロップシャドウをかけても無視。
「あ!グループ化だっ」と思ったのですが、これもダメ。
マスクしてしまって、そのマスクオブジェクトに対して線を付けるというのもありだけど、[線の位置]を「外側」(および「内側」)に設定するとNG。
唯一OKだったのが、[形状に変換]効果。
やはり、[線]はどうやっても無視されてしまうのですが、塗りを使って擬似的に線幅を出したり、ドロップシャドウもかかります。
回転ツール(や回転コマンド)を使って回転させると、次のようにおかしくなってしまいます。
回転を行うには、[変形]効果の[回転]を利用します。
ダイアログボックスでは、ここです。
なぜかよくわからないですが、追加した[塗り]に[形状に変換]効果をかけたときのみOK。
画像のみ | 線 | 塗り | ||
---|---|---|---|---|
デフォルト | ドロップシャドウ | ![]() | - | - |
塗りと線 | 線幅 | - | ![]() | - |
パスのオフセット | - | - | ![]() | |
ドロップシャドウ | - | - | ![]() | |
形状に変換(長方形) | - | - | ![]() | |
グループ化 | 線幅 | - | ![]() | - |
ドロップシャドウ | - | - | ![]() | |
マスク(パスの方) | 線幅 | ![]() | ![]() | ![]() |
ドロップシャドウ | - | - | ![]() |
パスのオフセットが使えないので、切り抜いた画像などには難しいですね... いいアイデアがあれば、ぜひ教えてください!
鈴木ともひろさんのIllustratorでCSS3のbox-shadowのようなシャドウを作成する方法を組み合わせ、グラフィックスタイルに登録しておくと、さらにいい感じです。
樋口さんからコメントいただきました。 ウッソー!! すごい。
画像に線を追加する方法ですが3D押し出しを加えると線が使えます。 http://t.co/NYWCIDWQus Illustratorで配置した画像に(アピアランスで)フチを付けたり、ドロップシャドウを設定する DTP Transit http://t.co/qcEb1UJeU1
— 樋⿴泰行 (@higuchidesign) 2013, 12月 28
さらにコメントいただきました。
@jdash2000 カワココさんによると、線にオブジェクトのアウトラインを足すだけでも線が表示されるそうです。このほうがラクですね。 http://t.co/1Nw8JkbHd0
— 樋⿴泰行 (@higuchidesign) 2013, 12月 28
なるほど... 線の位置は変更できず、パスの中央から内側のみが表示されるようですね。つまり、“塗り”部分に相当する画像が痩せてしまいます。
3D押し出しを加えるときのみ、クリッピングマスクを適用していてもOKのようです。
イラレラボの記事!
2013年、DTP Transitをご覧くださり、ありがとうございました。 2014年もよろしくお願いいたします。
2005年11月にスタートしたDTP Transitは9年目に突入しました。 2013年には202件のエントリーをあげることができ、総エントリー数は1,562になりました。
昨年同様、TwitterやFacebookなどのソーシャル系のつながりが濃密な1年でした。
ページビューだけ見ると、お陰様で2010年:89万、2011年:137万、2012年:190万、2013年:210万、と増えています(Google Analyticsの解析データから)。
年 | 訪問数 | ユーザー数 | ページビュー数 |
---|---|---|---|
2010 | 450,297 | 235,795 | 892,110 |
2011 | 726,424 | 392,527 | 1,375,463 |
2012 | 1,119,837 | 630,347 | 1,912,353 |
2013 | 1,295,161 | 749,340 | 2,107,831 |
2013年6月にAdobe CCがリリースされました。CS(Creative Suite)はCS6で打ち止めとなり、CC(Creative Cloud)のみのリリースとなりました。CCは細やかな機能強化のリリースを行っています。
OS X Mavericks(10.9)が10月にリリースされました。なんとアップグレード費用が無料という思い切った戦略が取れましたが、ラベル機能の改悪など、仕事環境として使うには、時期尚早かもしれません。
都内と青森で、2回のDTP Boosterを開催しました。
2012年に引き続き、INDDというユーザー主体のイベントを、3月に都内、7月に大阪で開催しました。
5回のバンフーセミナーに鷹野雅弘が出演しました。
page 2013での「デジタルワークフロー・ソリューションZONE」セミナー、富士ゼロックスのフェア、および、企業研修などのプライベートセミナーでもお世話になりました。
Illustratorは「自動」、InDesignは「メトリクス」にすると、ある程度、いい感じになるのですが、「オプティカル」カーニングを設定すると、上のように左側のツラが揃いません。
これを揃える方法について、まとめてみました。
Illustratorの場合、1文字目の左側にカーソルを置き、option+←キーでカーニングが可能です。
ただし、Illustrator CCで、エリア内テキストの2行目には、手動カーニングが効きません。半角スペースなどを入れると、カーニングが効くようになります。
CS6以降かな、と思いきや、Illustrator CCから仕様変更になっているのが不可解....
InDesignの場合には、1行目/2行目を問わず、行の1文字目では、手動カーニングは効きません。半角スペースなどを入れてからカーニングを行います。
1行目 | 2行目 | ||
Illustrator CC | ポイントテキスト | ![]() | ![]() |
エリア内テキスト | ![]() | ![]() | |
Illustrator CS5/CS6 | ポイントテキスト | ![]() | ![]() |
エリア内テキスト | ![]() | ![]() | |
InDesign | テキストフレーム | ![]() | ![]() |
InDesignで内容を選択するのにダブルクリックするのがかったるいと思ったら、キーボードショートカットが存在していた...
フレームへの切り替えは普通に使っていたんですが、コンテンツへの切り替えにキーボードショートカットがあることは気づかなかった。
shift+escって押しにくいので、command+option+shift+returnも追加しておいた。
「コンテンツグラバー」って機能があるくらいなので、「内容」じゃなくて「コンテンツ」がいいと思う。
ちなみに、コンテンツグラバーをクリックしても、コンテンツ(内容)への切り替えられますが、私は非表示にしています。
Illustratorの[選択]メニューって、なんか面倒でいいや、って思ってしまいがちですが、ちゃんと使うと作業効率めちゃくちゃ上がりそうなものが隠れています。
CC | CS6 | CS5 | CS4 | CS3 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
メニュー | サブメニュー | |||||
すべてを選択 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
作業アートボードのすべてを選択 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
選択を解除 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
再選択 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
選択範囲を反転 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
前面のオブジェクト | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
背面のオブジェクト | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
共通 | アピアランス | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
アピアランス属性 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
描画モード | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
塗りと線 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
カラー(塗り) | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
不透明度 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
カラー(線) | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
線幅 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
グラフィックスタイル | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() (スタイル) | |
シンボルインスタンス | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
一連のリンクブロック | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
オブジェクト | 同一レイヤー上のすべて | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
方向線のハンドル | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
ピクセルグリッドに未整合 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
絵筆ブラシストローク | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
ブラシストローク | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
クリッピングマスク | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
余分なポイント | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
すべてのテキストオブジェクト | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
テキストオブジェクト | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
ポイント文字オブジェクト | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
エリア内文字オブジェクト | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
Flash動的テキスト | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
Flashテキスト入力 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
選択範囲を保存 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
選択範囲を編集 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
[自動選択ツール]も忘れてはいけないですよね。デフォルトでは、[カラー(塗り)]のみがオンになっています。
[自動選択ツール]は許容値を設定できる点が心強いです。
デフォルト | 最小 | 最大 | |
---|---|---|---|
カラー(塗り) | 32 | 0 | 255 |
カラー(線) | 32 | 0 | 255 |
線幅 | 5pt | 0pt | 1000pt |
不透明度 | 5% | 0% | 100% |
描画モード | - | - | - |
ちょっと前の話題ですが、InDesign用の「StyLighter」というスクリプトが公開されていました。
これを使うと、次の2つが可能になります。
ドキュメントを開いているときには、次のようなダイアログボックスが表示されます。設定したい段落スタイル/文字スタイルにカラーを設定します。
なぜかCS6版はインターフェイスが異なります。
同様に起動すると、次のような画面が表示されますので、[Activate the preview mode]オプションにチェックを付けます。
カラーを変更したときには、[OK]ボタンをクリックすると次の画面が表示されますので、[Apply the patch]ボタンをクリックします。
ルーラーガイドを挿入(作成)するには、ルーラー(定規)からドラッグする、というのが常識でした。
ところが、Illustrator CCでは、ルーラー上でダブルクリックすると、ルーラーガイドが挿入されるようになっています。
でも、一筋縄ではいきません。ダブルクリックでは、実際にはちょっと目盛からずれてしまうんです...
これを回避するには、shiftキーを押しながらダブルクリックします。[タブ]パネルでshiftキーを押していると目盛に吸着しますよね。あの要領です。
ご参考:
InDesignのように、commandキーを押しながら、ルーラー原点からドラッグして縦横同時にガイドを引く、という機能も、Illustrator CCからサポートされています。
InDesignのように、キーボードショートカット(option+command+G)はありませんが、ガイドを選択してコピーし、ほかのドキュメントに同じ位置にペーストすることはできるみたいでした。
Illustratorは、白い塗りにオーバープリントを設定すると、控えめに黄色い▲を表示していました。
Illustrator CCからは、次のようなアラートが表示されるようになりましたが、オーバープリントがオフになるわけではありません。
一方、InDesign。
たとえば、[塗り]が「K100」のオブジェクトに[塗りオーバープリント]が設定されていたとします。
[塗り]を「白」に変更すると、[塗りオーバープリント]は自動的にオフになります。
同様に、[塗り]が「[黒]」のオブジェクトに[塗りオーバープリント]が設定されていたとします。
この[濃淡]を「0%」に変更すると、やはり、[塗りオーバープリント]は自動的にオフになります。
動画を撮ってみました。
InDesignの(優れた)ホワイトオーバープリント処理 from swwwwitch on Vimeo.
Illustratorも、InDesignの仕様がよいと思うのです。
細かいことですが、Illustratorは[属性]パネル、InDesignは[プリント属性]パネル、Illustratorは[塗り]、[線]、InDesignは[塗りオーバープリント]、[線オーバープリント]など、用語が統一されていないのが気になりました(InDesignには[プリントしない]などのオプションがあるから、ということは理解しています)。
何かのやりとりで、次のような発言があったのですが、
なかなか、アドビのショートカットが覚えられません・・・・
英単語を覚えるのと同じ。30回、50回、100回繰り返せば覚えます。逆をいうと、体で覚えるしかない。
キーボードショートカットは思い出しながら使うのでは、キーボードショートカットの一番のメリットである「スピード」をないがしろにしてしまいます。
そういう意味では、よくキーボードショートカット一覧表を貼っておく、という方もいますが、あれも意味がない。
DTP Transitでは、IllustratorとInDesignのキーボードショートカットが異なるので自分はIllustratorに合わせて(InDesignにあわせて)変更する、という話題がよく出ますが、Illustrator、InDesign、Photoshopを切り替えながら作業するとき、「はい、今はInDesignを開いているからcommand+Dキー。今はIllustratorだからキーボードショートカットはないからメニューから」のように判断していては、総合的な作業時間にはずいぶん差が出ます。
「仕事が速く終わること」(効率化)、「誰がやっても同じ結果になること」(標準化)、「“直し”に対応しやすいデータを作ること」は、表裏一体の関係です。
同様に、よく使うものを探しやすく整理しておくこと、もここ数年のテーマとして取り組んでいます。データだけでなく、単語登録もしかり。
いいかえれば、フローからストック、プロジェクトからルーティン、という感じ。
このような話題はあまり扱わないようにしているのですが、お正月モードにつき。