消し値とは、「元はこの金額ですが…」を表現するときに付けるバツ印のことです。このテクニックは、ミッチー(茄子川 導彦さん)に教わったものです。
単純に、2本の線で描いてもよいのですが、次のような課題が生じます。
- 桁数が変わったときに、バツの大きさを変更する必要が生じる
- 不透明度を落とすと、重なりの部分が濃くなってしまう
そこで、アピアランスを使って実現してみます。
線を追加し、[形状に変換(長方形)]で「値を追加」で「0」に設定する
[オブジェクトのアウトライン]効果をかけると、文字ぴったりの四角形になります。
[パスの自由変形]効果を適用し、四角形を斜線のように変更する
[変形]効果の[水平軸にリフレクト]オプションにチェックを付け、[コピー]を「1」に設定する
罫線が反転コピーされる