InDesignドキュメントは上位互換のみです。つまり、新しいバージョンのInDesignで保存すると、過去のバージョンで開くことはできません。
Glee
“ものかの”さん作の(InDesign Glee改め)GleeにInDesignファイルを関連付けることで、保存したバージョンのInDesignで開くようになります。
InDesign Gleeはバージョン判別よりも「アップデータがかかっているかどうか」を確認できるのが真の機能。アップデートされてないInDesignで作られたデータは警戒度MAX!! http://t.co/92LCjORaDS
— あかつき@おばな (@akatsuki_obana) 2014, 12月 5
InDesign Markup 形式ファイル(*.idml)
InDesign CS5からInDesign CC 2014までは、InDesign Markup 形式ファイル(*.idml)に書き出すことで、過去バージョンで開くことができます。
InDesignのバージョンによって、IDMLファイルの書き出し方法は異なります。
- InDesign CS6までは[ファイル]→[書き出し]
- InDesign CC以降は[ファイル]→[別名で保存]
こちらも参考にされてください。
- InDesignドキュメントの互換性問題 - DTP Transit
- InDesign CS4まで:バージョン間の互換性 - DTP Transit
- 以前のバージョン用にファイルを書き出す方法 (InDesign CS3 ~ CC 2014)
クラウド変換
なんとも面倒なInDesignのドキュメント管理ですが、今月(2月11日)のアップデート(2014.2)で、下位バージョンで開けないとき、オンライン上でIDMLに変換して開ける機能が追加されました。
ただし、完全な互換があるわけではありませんので、最終手段として「制作したアプリケーションで開く」ことを原則とすべきです。